ととさんが入院して6ヶ月。。。
気が付けばととさんが入院してすでに6ヶ月が過ぎてしまいました。
忙しかった夏が過ぎ、秋も過ぎ、冬を乗り超え、ほんのすこし春の訪れを感じる季節となりました。その間、たくさんの皆様の励ましと助けに支えられ、雪月花廊は歩んで来ることができました。
「たくさんの人がここに集うこと」を思い描いてここを作り続けてきたととさんの思い。その思いを閉ざさぬよう、必死に駆け抜けてきた6ヶ月だったように思います。
「ととさんは絶対元気になって帰ってくる」そう信じてみなさんの思いも一緒に届け続けてきました。
頑張って、頑張って、ここまで来たけれど、現実を受け止め、いまあるととさんのすべてを受け入れていかなければいけないと感じています。
ととさんのために今できる全てのことをしてあげたい。
今はもうベットの上で一人で動くことも困難な状態でありますが、ととさんの心の声が聞こえます。「家に帰りたい」「家族の声が聞こえるところで過ごしたい」言葉にすることは出来ないけれどじっと見つめる目がそう言っています。その願いを叶えてあげなければ私は一生後悔するような気がします。今できること。私にしかできないこと。それに向かって歩んでいこうと思います。
もしかしたら願いが叶ったら、奇跡が起きるかも???
まずは第一歩。同じ病院内で病棟の引越しをしました。
自宅に帰ることを目標に色々なサポートをしてくれる専門の病棟です。
羊蹄山を望む部屋に移り、ととさんも満足そうです。(曇り空ですが)